小さく試す

大きな投資をする前に、小さく試して需要を把握できないか考えてみて下さい。

需要があるサービスであれば、売上は見えていますし、お金をかけた分回収できます。
しかし、思った以上に需要がないサービスだったとしたら、投資した分は回収できず、地獄を見ることになるかもしれません。

基本的に一発逆転狙いは、ほぼ負けます。
大勝ちしているのをあまり見たことないです。

そして、それなりの金額を投資をしてしまっていると、引くに引けずジリ貧になっていくことが多い気がします。

まずは、負けない戦いをして、
余裕ができてきたなと思ったら、勝負に出ることを考えておきたいです。

そもそも、やめるというのはかなり難しいです。
これを続けても厳しい状況が続くということを伝えても、やめる決断ができる人は本当に少ないです。
赤字でも経営をやり続けちゃう人ってかなりいたりします。

なので、お金をかけることに関しては、出来るだけ負けないようにスタートするため、まずは小さく試してみるといいと思います。

カフェをやりたければ、シェアスペースなどを借りて、何日かやってみたり、

商品を販売するなら、ネットで受注があるか試してみたり、メルカリやBASEなどで店舗を持つ前に売ってみたり、

少額でも試せることって増えています。

もしくは、会社員などで安定収入がある間にいろんなことを試しておくといいかもしれません。

起業はそれだけにコミットしないと成功しないと思われることが多いですが、意外と兼業でスタートさせている人は多いです。
兼業などで安定収入がある方が、お金のためだけのサービスにならないので、自分のやりたい事業に成長させられるとも言われています。
起業の科学という本にも、起業家はリスクを取らないようにしてる人が多いと記載されています。

軽く調べてみたところ、有名なところでも、

NIKE
Microsoft
Google
Apple
Facebook
グリー
森ビル

などは、大学を休学して就職の道を残していたり、働きながらアイディアを試すなど副業からスタートしています。

負けないように慎重に始める起業家は意外と多いです。

実際の起業においても、
ある程度安定収入を持っている人の方が強いです。
お金を求めすぎて、早い段階で安くしすぎたり、コンセプトが違ってきたり。
副業的な人の場合は、適正価格で売るにはどうすればいいかをいろいろ試す時間がつくれるので、やりたいことをやれる環境に持っていけている感じがします。

起業のアイディアを思いついたら、
まずは、どうやったら小さく試けるか、
ということを考えてみて下さい。

下記の本が小さく試すことについて非常にわかりやすく説明してくれています。
一度読んでおいてもいいかもしれません。