融資を考える時に、自己資金がどのくらいあるのかは重要です。
起業相談などで最近思うのは、
自己資金が少ない人が多いということ。
借入しなくてもよいビジネスであればいいですが、
自己資金が少ないと借入も難しくなりますので、
思っていたよりも資金調達のタイミングが遅くなります。
自己資金が少ないかもと思う方は、
働いている最中から準備をしておくということも必要になるかもしれません。
事業を始めてみたら、思ったよりも上手くいかなかった
という時に自己資金が少ないと資金繰りが急に厳しくなってしまいます。
金融機関も自己資金を貯めてこれる人かどうかという部分でやる気を見ています。
金融機関の人は、正直100万円くらいだと自己資金貯めてきたとは判断されない。
と言ってました。
しっかりと計画的に貯めておきたいところです。
ちなみに、
公庫が発表している「新規開業実態調査」では、
自己資金の平均額は300万円くらい
自己資金の割合は約3割となっています。
このあたりの金額を目安に開業資金の準備をしておくといいかもしれません。