なぜこのサービスを提供しようと思うのかを説明することが、
伝えられた人の何となくいいかも
に繋がることがあります。
人は価格やデザインで合理的に意思決定しているように見えますが、理由は後付けで考えます。
本当に心が揺さぶられるのは、
価値観にグッときた時です!
なぜそれをしているのか、
を説明している会社、商品はとても少ないのです。
何をしている会社なのかはほとんどの人が知っていて、
どうやってそれをやっているのかも知っていたりしますが、
なぜそれをやっているのかまで知っている人は少ないです。
自分が働いている会社でも、なぜやっているのかまで説明できる人はほとんどいません。
でも、有名な企業や人は、なぜやっているのかを最初に語ります。
同じものを売っていても、伝え方が違う。
iPodが出た時にも、
先にMP3プレイヤーを作った会社が、
「5GBのMP3プレイヤー」と
何を売っているのかを宣伝したのに対して、
アップルは、
「1000曲をポケットに」と
なぜこの商品を作ったのかを簡潔に伝え、
音楽業界を変えました。
何を売っているのか、機能や良さを買うのではなく、
なぜそれを作ったかに共感してもらえると、
買ってもらえるのです。
お客さんはあなたの「なぜ」を買います。
「なぜ」についてじっくり、ゆっくり考えてみてください。
私も「なぜ」についてしっかりと考え、伝えることで、価値観を共有できる人と仕事ができるようにしていきたいと思います。