キャッシュエンジン経営

起業3年目までの教科書という本を買ってみました。

自分自身が完全に独立したばかりというのもありますし、

起業サポートをしていることもあり気になっていたので購入しました。

 

まだ途中までしか読んでいないのですが、

負けない経営をするために、

事業を継続させるために

必要なことが書かれているなという本です。

 

キャッシュを生み出してくれる事業をしっかりと持つ、

日銭を稼いで経営を安定させてくれる事業を持つようにする

キャッシュエンジン経営を勧めています。

 

会計士の人は、いろんな会社を見ていると、

ストック収入が積もっていく会社は安定していていいよなぁと感じていると思いますが、

それに近いことが書かれています。

ハイリスク・ハイリターンの事業だけで成功するまで継続させるのは難しいので、

日銭を稼ぐビジネスと併せ持ち、この2つの事業間で資金や人の配分を調整しながら

全体として黒字になるように経営していくということを伝えてくれています。

(私はそう解釈しました。)

まずはキャッシュエンジンを作り、安定したキャッシュフローのの確保、

そして、成長が見込める事業への投資。

こうやって資金を回している会社は継続していきます。

 

安定している企業は新しいことへの事業投資をすることが少なかったり、

成長を目指す企業は安定した収入源を持っていなかったりするので

非常に的を射た考察だと思います。

 

会計業務も基本的にはストック型収入でキャッシュエンジン経営をしやすいので、

キャッシュフローが安定したら、次の投資をする

ということをしっかりと考え、士業から経営者へと成長していきたいと思いました。

興味のある方は一度読んでみてもいいかもしれません。