起業支援に強い公認会計士の安川です！
創業融資を申請する際に、
金融機関に相談をする事になりますが、
その時に抑えておきたいのが、
日本政策金融公庫と信用保証協会です。
日本政策金融公庫は国が出資した金融機関で、貸出業務のみを行っています。
国が創業支援をしていこうという方針を持っているので、
創業者でも無担保・無保証で借りられる融資があります。
さらに、認定支援機関という専門家と一緒に作った計画であれば、
金利を下げ、
融資額の枠も広げてくれる
という融資制度もあります！
日本政策金融公庫以外の金融機関に融資の申請をすると、
信用保証協会の保証をつけることになります。
実績のない創業者に対して与信の判断ができないので、
保証協会の保証を付けた融資となります。
保証協会の保証をつけていれば、借入の回収ができなくなった時に、
金融機関は保証協会から借入を返済してもらえるので、
保証協会の保証をつけてリスクヘッジしています。
ちなみに、
借入をした債務者は返済先が保証協会に代わるだけで債務がなくなるわけではないのでご注意下さい！
基本的には、公庫以外の金融機関の場合には、
実質的な判断は保証協会がになっていると言えるかもしれません。
公庫以外から創業融資を借りる場合は、
サポートが手厚い銀行や信金
プロパー融資（保証協会を付けない融資）を考えてくれる銀行や信金
に話しを持っていくのがいいかもしれません。
借入を考える場合は、
日本政策金融公庫と信用保証協会
この2つの機関は抑えておくことが大事です。