11月に合同会社の設立をサポートしました。

11月に合同会社の設立を1件サポートしました。

最近は、設立コストが安いこともあるのか、1人社長の会社は、合同会社を、選択する方が増えている気がします。

対外的な認知度も上がってきたので、事業活動への影響は問題ないという状況になってきたと思います。

特に、対個人を相手にするサービスの場合は、お店の名前やサービス名で認知され、会社名は前に出てこないので平気なのかもしれないですね。

 

会社を設立したら忘れずにしておきたいこと

・税務署への届出

会社の設立届、青色申告の承認申請書は必ず申請しておきましょう。

青色申告にしておけば、1期目が赤字でも損失を翌期へ繰越すことで、翌期以降の利益と相殺できます。

給与を支払う場合は、給与支払事務所の開設届も提出しておきましょう。10人以下の場合は、源泉所得税の納期の特例の承認申請も出しておくといいかもしれません。

・社会保険の加入

法人は加入が義務付けられているので、社会保険に加入する手続きも忘れないようにしましょう。

社会保険に加入するには、給料の金額が決まっていないといけません。

役員報酬は1度決めるとその決算期の間は原則変えられないので、年間の売上や経費の見込み、自分の生活費に欲しい金額から逆算して設定するようにしましょう。

早めにやっておくと効率的

・銀行口座の開設&ネットバンク契約

会社名義の銀行口座を開設しましょう。

地銀や信金、ゆうちょの場合は、謄本、代表者個人の身分証明書などがあれば開設させてくれると思います。

ネットバンクは、謄本や設立届、HPや固定電話の番号など比較的要求されるものが多かったり、審査が厳しかったりします。

どの会計ソフトでも口座連携を使えるものが増えてきたので、信金や地銀の場合でもネットバンクを活用しておいた方が便利です。

・クレジットカードをつくる

会社の経費入力を効率化させていくためには、現金を使わず、できるだけ手入力を減らすことがポイントになります。

クレジットカードを使っておくと、経費についての仕訳入力も楽ですし、立替経費精算の手間もなくなります。

スタート時から時間をかけずに処理ができる工夫を少ししておくだけで、かなり楽になります。

・請求や給与計算もシステムを活用する

無料や会計ソフトに付属しているソフトがあったりします。Excelなどで管理するのもいいですが、比較的安く使えるシステムが増えてきていますので、上手くシステムを使って効率的に作業した方がいいと思います。時間のある間に慣れてしまうと簡単です。

決算が近くなってからどうしよう?と困らないように、スタート時から楽できる準備をしておくといいと思います。