新しいことを始める時には、精神的なストレスがかかります。
ダメかもしれないっと不安がよぎったり、
やっぱりやめようかなと決断が鈍ったり。
そんな時に読んでみて欲しい本が、
「自分の中に毒を持て」岡本太郎 です。
いろんなことに迷ってしまうという時に、やってみよう!と思える本です。
その瞬間を全力で生きろ!と背中を押してもらえる感じがします。
迷ったら、難しいと思う方のことをしろ。安全な道でもいいのに、迷うということは、その道の先に面白いことがあると、情熱をかけられることがあると感覚的にはわかっているはずだ。
本当にその通りかなと思います。
私も勤め人のまま仕事をするという選択肢もありました。そんなに大きな不満があったわけではありません。
それでもやってみよう!と思ったのは、上手くいけば絶対に面白いことが今より多くできると思ったからです。
まだ、上手くいったというところまでたどりつけずに、頑張っている最中ですが、後悔はしていません。
起業したお客さんたちも、いい時も悪い時もありますが、後悔しているという人はほぼいません。
最初の決断が一番怖くて勇気のいることなのだと思います。
厳しくて、アツいことばかり言ってそうですが、意外にも優しさを感じることも書いてあります。
失敗するのは悪いことでない。失敗もしないつまらない人生を送るよりはよっぽど人間らしい。
失敗していいからやってみろ。
挑戦の難しさを知っているので、挑戦者には優しいのかもしれません。
何がやりたいのかわからないということに関しては、
三日坊主でもかまわない。ただし、全力でやれ。その時やりたいと心に火が付いたその感覚を忘れるな。
興味をもったことに関しては、とにかく何でも全力で取り組んでみろということが書いてあります。
本当にやりたいことであれば、その心に灯った火が大きくなるし、そこまで興味がなければ続かない。
ただ、やりたいと思うことを全力でやり続けていれば、いつか情熱をかけられるものに出会えるかもしれません。
いろいろ考えるよりもとにかく何でもやってみるというのがやはり大事なのかなと思います。
800円くらいの文庫本なのですが、やる気を引き出してもらえます。
進みたいけどなんか迷うという時に読むのにオススメの本です。