創業のサポートをさせて頂くことが多いのですが、
感覚としていけそうと思っていても、
数字にしっかりと引き直すと、思ったよりも厳しそうということが良くあります。
サラリーマンだった時には、見えない経費が多かったり、
お客さんをそれなりに獲得してるという状況でも、
客単価から計算すると、そこまで儲けが出なそうだったり。
数字にしっかりと置き換えていくと、いろいろなものが見えてきます。
何か月目で黒字化の目途が立つのか、
自分でコントロールできる経費はどのくらいの金額で、
固定的にかかり続けてしまう経費はどの程度の金額か、
損益分岐点売上はいくらになるのか、
客単価を改善すると、分岐点に達するのがどのくらい早くなるか、
などいろいろと客観的な数字でシュミレーションしてみるといいと思います。
また、事業投資をする時、不動産投資をする時、FC契約する時も
数字をしっかりと確認しておいた方がいいです。
説明する人が持ってくる資料は、
上手くいっている場合の数字が多かったり、
必要な経費が一部抜けていたり、
状況に応じたシュミレーションが少ないことが多いので、
納得いくまで話を聞いて、
しっかりと自分が納得した状態で始めることをお勧めします。
自分でリスクを負うことになるので、
取れる範囲内のリスクかどうか、
投資してからのキャッシュフローのバランス、
をじっくりとシュミレーションをして検討してみてください。