1.小さな市場で構わないので、将来1位になれる市場を探す。
中小企業はヒト・モノ・カネのリソースが限られています。
大企業のように大きな市場で経営資源を戦うことは難しいという現実があります。
一方で、大企業ほど大きな利益、多数の顧客を獲得しなくてもいいので、
小規模で1位、部分で1位を取ることをまず目標にしてみるといいと思います。
特定の商品や特定のエリアなど限られた部分で構わないので、
将来1位を取れそうな小さな市場をまず狙っていきましょう。
特定の商品や市場で市場占有率がNo1になれば、従業員1人あたりの利益も高くなります。
顧客も特定されるので、小さな市場においてのポジションを確立でき、
紹介や口コミなどでの売上アップも期待できます。
2.大企業には攻撃しない
中小企業は頑張っても資本力では大企業には勝てません。
大手と同じサービスを提供しようとしてもかないません。
マクドナルドが低価格でハンバーガーを提供できるのは、
規模の経済を発揮でき、今までに培われてきた経験やマニュアルがあるからです。
低価格で勝とうと思ってもなかなか勝てません。
値段ではなく、サービスや品質などお客さんとより近い存在だからできる
価値を提供する部分で違いを作った方が良いでしょう。
大手と戦おうとするよりは、
ダメな会社を狙って攻撃した方が効果は高くなります。
商品の品質がイマイチ、納期が遅い、サービスが良くない、
など取引に不満が生じていそうなところを上手く開拓できれば、
順当にお客さんになってもらえる可能性が高いです。
小規模1位を取れるものがないか、徹底的に考え、行動してみてください。