日本政策公庫の「新創業融資」または「中小企業経営力強化資金」を活用すると、
無担保・無保証で創業融資を借りられます。
代表者保証もつけなくていいので、お勧めです。
会社を設立して、融資を受けた場合には、個人で保証する必要がなくなります。
制度融資などは保証協会を通すことになり、代表者保証をつけることになるので、
日本政策金融公庫で借りられるかをまず最初に考えるといいかもしれません。
新創業融資と中小企業経営力強化資金の違いは何か？
大きな違いは、専門家のサポートが必須になるかどうか
ということになります。
中小企業経営力強化資金は、認定経営革新等支援機関の助言が必要になります。
税理士や公認会計士、中小企業診断士が持っていることが多いと思います。
専門家と一緒に事業計画を作成して公庫に提出することが条件になっているのが違いです。
新創業融資は専門家のサポートなしでも自分で申し込みができます。
どちらの方がいいか？
これは状況によりますが、
専門家を付けて申請する経営力強化資金の方が融資は通りやすいと思います。
やはり専門家が一緒に考えたという信用力は大きいです。
なので、以下の方は専門家のサポートを受ける中小企業経営力強化資金で借入を申し込むことをお勧めします。
・絶対に融資を獲得したい
・大きめの金額を借りたい
・自己資金が少ない
・事業計画を上手く作れない
新創業融資で申し込んでも大丈夫な方
・ある程度の自己資金がある
・事業計画の作成経験などがあり説明できる
・計画を数字にまで落とし込める
金利については、中小企業経営力強化資金の方が少し低いと思います。
専門家のサポートによるお金が発生すると思いますので、
大きな違いにはなってこないかなと思います。
近くに相談できる専門家を置いておくことは、
起業時にも、起業後にも必ず役に立ってくるので、
バックオフィスは専門家に任せ、
自分にしかできない営業や技術の取得に時間を使う方がいいのではないかと思います。
相性もあるので、HPを見たり、いろんな人に会ったりして決めるといいかもしれません。