独立開業の資金はどのくらいかかるのか

会計事務所を開業するときに、どのくらいのお金がかかるのか、

今後会計事務所を開業する人が見るかもしれないので、書いておこうかと思います。

 

開業にかかったお金

1.会計、税務ソフト                        15万円

2.デスクやキャビネット                  20万円

3.敷金や礼金、仲介手数料    40万円

4.プリンターやスキャナー     6万円

5.HP               15万円

合計82万円

税理士資格は保有済みだったので、含んでいません。

PCは家で使っていたノートPCを使うので買ってません。

 

事務所を借りずに、自宅開業にすれば、40万円はかからないので、

半分の40万円程度で開業できるかもしれません。

初期投資の少ないビジネスで本当に良かったと思います。

 

1.会計税務ソフトについて

会計はMFクラウドとJDLにしました。

MFクラウドはクラウド会計なので、お客さんとの情報共有が簡単で、

連携機能などを使えば効率的な会計ができるので選びました。

もともと、自分で関係を持った会社さんにはMFクラウドを入れてもらっていたというのもあります。

シルバー会員で年間6万くらいだったと思います。

会計事務所用の顧客管理ページがなくても良いというひとは、0円でもスタートできます。

税務ソフトは安いという理由でJDLにしました。

前会計事務所はMJS(ミロク)を使っていたのですが、会計ソフト代金とは別に保守料が毎月2万近くかかり、

かつ、クラウド化という部分では弱い感じがしたので、JDLにしました。

年間10万円程度で最低限必要な個人、法人の申告はできます。

合計で16万円くらいが会計税務ソフトへの支出金額でした。

ちなみに、JDLを使ったのは初めてですが、特に不便を感じたことはありません。

慣れれば何を使ってもそこまで大きく変わらないかなと思います。

 

2.オフィス家具など

オフィス家具などはニトリで一式まとめて買いました。

デスク、ミーティングテーブル、イス、キャビネット、ロッカー、など

いろいろ見るのが面倒だったというのが理由です。

発注してすぐには届かないので、早めに準備が必要です。

 

3.敷金や礼金

事務所を借りる場合はこれは仕方ないですね。

コワーキングスペースやシェアオフィスなども多くありますので、

このような場所を使えば初期投資はかなり少なくてすみます。

私も、コワーキングスペースで開業をしようと思ったのですが、

フリースペースの場所だと税理士会的にはNGのようなので早めに確認をした方がいいかもしれません。

打ち合わせに使えたりすると便利ですし、お客さんになる可能性のある人が集まっているので、

利用してみる価値はありなのかなと思います。

 

4.プリンター、スキャナー

プリンターはあまり使うことがないので、安くてもいいかなと思ってとりあえず買ってしまいました。

実際あまり印刷していません。基本はファイルかPDF化してメールで送っています。

スキャナーはスキャンスナップを活用しています。

紙は基本データ化してグーグルドライブに入れてます。

スマホからも確認できるので、外に出ていても対応できるし、紙で管理するより便利だと個人的には思っています。

Faxはメッセージplusというインターネットfaxを使っているので、

複合機にしなくても大丈夫かなと思っています。

データ化しておけば、スマホからFaxが送れるのでどこにいても対応でき便利です。

 

5.HP

これはもっと考えて作った方がいいかなと今は思っています。

何をやっているのかわかりやすいHPをしっかり作った方が顧客獲得にはつながりそうです。

ネットで顧客獲得を考える方は特にしっかりと狙いをもって作った方がいいと思います。

 

 

初期賭費用としては、100万円あれば開業はできそうです。

資格を持っていれば、100万円くらいは借入ができると思いますので、

開業のために必要なことは、

お客さんをしっかりと獲得しておく!

これに尽きるかもしれません。

自分で営業して、自分のお客さんを増やしておくことが何よりも大事だと思います。

 

ここからが勝負です。

始めるまでが一番ドキドキします。

始まってしまうと、走るしかないので、意外と無心になって走れます。

迷ったら走り出してみることも大事かもしれません。