中小企業の社外CFO 公認会計士の安川です。
「みらい食堂」というお店の名前をよく聞くなぁと思っていたのですが、
いったいどんなお店なのか、正直あまり知りませんでした。
本屋に行ったときに、ふと目についたので、購入してみました。
起業体験を一緒に疑似体験しているような、
起業までの道のりを横で見ているような感じで、
さらりと読めました。
エリートだった女性が、飲食店の開業のため、
飲食店で修業しながら、自分のコンセプトを持ったお店を立ち上げていくまでのストーリーで、
読んでいて、とても刺激になりました。
飲食店をオープンソース化し、いろんな人がそのモデルをカスタマイズしながら
新しいサービスを提供し、稼いでいくことができれば、面白くなりそうですよね。
業績もオープンにしているというのもすごいなと思いました。
また、飲食は人が生きていくためのインフラという要素からの
まかないや、タダメシ、
遊び心も加えて、やらしくなく、恩着せがましくもなく、
いいところをついているなと感じました。
何より、小林せかいさんの覚悟が素晴らしいです。
自分の作りたい未来のため、そのコンセプトが受け継がれていくために
みらい食堂を成功させるというコミットメントの強さを感じます。
いろんな仕組みなども面白いし、すごいなと思ったのですが、
何よりも起業家としての「覚悟」を感じずにはいられませんでした。
どんなことからでも学び、改善していこうとするメンタル的な部分が自分はまだまだ弱いかもと
本を読んでいて1番グサっときました。
自分も現在準備中の、コラボレーション促進事業、店舗経営専門サポート
ここをなんとしても成功させると強く思いました!