会社の設立

 

会社を設立したい!

という相談をよく受けるのですが、

会社にもいろいろな形態があります。

下記の中から選択することが基本となります。

①株式会社

②合同会社

③合名会社

④合資会社

⑤一般社団法人

 

1つ目の大きな違いは、会社を作った人の責任です。

責任というのは、借入などの会社がうまくいかなかったときの債務について

どれだけの責任を負うことになるのかが違ってきます。

 

③と④は「無限責任」をとなります。(合資会社は有限責任社員もいます。)

会社で負った債務については、個人でも責任を負うということになります。

会社が上手くいかなかった場合には、個人の財産を使って返済していく必要があります。

非常に大きなリスクを負うことになるので、あまりお勧めできません。

会社をつくる意味があまりありません。

 

①と②と⑤は「有限責任」となります。

この場合は、会社がつぶれたときに出資したお金は消えてしまうのですが、それ以上は責任を負わないということになります。

会社の債務について、個人の財産を取られるリスクを回避しておけます。

会社をつくるのであれば、この債務の責任を回避しておくのが良いので、

①か②か⑤で会社設立することをお勧めします。

借入などを考える場合にはなおさらです。

 

会社をつくろうと思ったら、

基本は、株式会社か合同会社か一般社団法人という選択になってきます。