開示する情報が多い方が信用される

お金を借りようという場合に、

どこまで情報をオープンにするのかということを質問されます。

 

基本的にはすべてオープンに話をした方が信用されます。

隠していて、申請後に金融機関側から指摘を受けたりすると、

他にも何か隠しているかもしれないという視点で申請書や事業計画を読まれてしまいます。

良いことも、悪いことも基本的にはすべて伝えておいた方が、

マイナス点はつかないですし、

すべてオープンに話してくれているという心証をもってもらえるので、変に疑われることが無くなります。

 

事業の状況が見えにくく、経営者が誠実かどうかわからない、というのが一番嫌がられます。

誠実かどうかは最後のところで一番大事になります。

自己資金が少なくても、誠実な人で真剣だったら何とかしてあげたいと思いますので、

信用を勝ち取るというのが大事です。

常に会社の内容をオープンに話をしていると、

応援したいという気持ちが出てきて、前向きに検討してくれます。

 

金融機関の人からも、経営者はどんな人ですか?

と普段の人柄や経営に対しての姿勢などを尋ねられることは多くあります。

事業計画はあくまで計画なので、金融機関の審査においても絶対にダメというのは難しかったりします。

そうなると、計画を達成するための実行力をもっている人か、

上手くいかなくても誠実に向き合って改善していける人かどうか

という人柄、印象が最後に効いてきます。

 

隠し事をせず、誠実に対応する

という当たり前のことが一番大事になります。